ユリ
最近、絶愛を読み返す機会があった 。
時代を感じる反面、自身がそれらメディアと離れて長いなとも。
今も昔も同性愛系の話はあるだろうが、もどかしさの種類が
男女のそれとは違うんだなと気づかされる。
倫理に因るか本能に因るかだけでなく、
前者のそれは、不完全に結ばれる関係にある事に意味があるらしく
不完全だからこそ、プラトニックだ。
プラトニックは、失う事の方が多い
それを悲劇性にして加味しているんだとして、多くのBL、GLを語るには浅いが
言いたい事はまま解るかなと。
百合は根が深いなぁ…
あれだ、可愛らしい女の子同士でないと成立しないっぽい
ネコとタチとはちょいと違うようで難儀するぞこれは。
…しかしこういう短い台詞で畳み掛けるのには弱い、
ラブプラスの寧々さんはマジでやばかった。
自分で描いたの見返してみるとそんなでもない上、
玉竜に変な属性ついたように見えてしまう
もっと純な雰囲気にしたいんだけども…これはこれでいいかな。
好きよ
それはもう愛してるんじゃないかというほどに好きでも、
それ以上は想い慕ってはいけないと。
報われない想いは、傍目には切なく美しく映るかもしれないが
本人にしてみればそりゃもう苦しいワケですよ
あらゆる手段でその想いを誤摩化し続けても、募りすぎたその想いの波は突然
それらを一瞬で呑み込んで、心を丸裸にしてしまう。
…その波の深さよ、その息苦しさよ。
言葉にしてしまえば、もう想いを抑えられない。
だからといって誤摩化しきれもしない。
そんな惨めな想いを抱えてもまだ、それ以上
愛してはならないと心に杭を打つ事に何の意味があろうか。
「愛している」と絞り出した言葉には、慕う気持ちだけではなく
そういった苦しみも惨めさもすべて含まれているのだろう。
…とか何とか思ってるうちにキマシ展開になってた玉竜と万聖
まぁ、万聖竜女が男前に描けてしまったのが原因かなこりゃ
ハロウィン
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=59571300
ハロウィン好きなんですよ
アーティストのHELLOWEENを知ってから、イベントの事を知ったクチで
未だにハロウィンイベントを把握できていない上に
毎年イベントイラストを描ければいいなーと思いつつ、
結果あまり描けてないのがまたアレなんですけどもーももも
国丈を描いてより、比丘国編は吸血鬼っぽい雰囲気にしたいなーと
もごもご思案していれば美后を女吸血鬼にしたくなるのは必然、カナー…
女吸血鬼といえばカーミラ。
当人の衣装なんかもそういう感じにしたいとこで、頑張って考える。
羽根つきコルセットにヒラヒラのスカートを真っ赤に、手袋もつけてやれ
比丘国王との房事ってのは、血にも精にもつながる事だろう。
イラストは手頃なキャラで八戒を囲うカタチになった。
企画段階ではテーマを同じく菩薩さま方で描いてみるも、オトコを囲って
ア〜ンと牙を覗かせた顔に背徳感がものすごくて中止!
イラストなんだから好きに描いていいと思うが、
画面の、あまりの罰当たり感に手が止まってしまった。
結果的に好適な雰囲気になってくれて良かった、
美后、鱖魚精、地湧夫人、ジョウガ、玉竜、万聖竜女で埋める。
こういう雰囲気に玉竜を入れる事に抵抗があるのか、
あまり馴染んでいないように見える…ひとりだけ唇が牙で切れた事に
引いてるのは、そういう所為かなと。
八戒に縁のあるジョウガは、一番"らしい"ポジションに置いておきたく。
さて今年も残す所ふた月もないぞー
干支イラストはどうしたんだ、手遅れになっても知らんぞー
鬼の管理職
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=59393005
古い神社やお社を訪ねると稀に角のある狛犬に出会う事があって
こいつぁ神秘的だぜーと、その雰囲気に色を着けたのがこの諦聴。
また、五麟をねじ込みたいなーと聳孤を充てる。
それこそ中学時分に思いついたこの判断はあまり恥ずかしく思った事がなくて、
思いのほか気に入ってるみたいだ。
しかしバラエティに富む西遊記は一生楽しめるなぁと改めて思う昨今、
色んな事柄に妥協できる年齢になった事も相まってか
考え込む事が少なくなった。
それに納得ができるかどうかは別とも思いながら
割り切って取捨選択にのぞめる事を心地よく感じるのですよ、
これから先もまた楽しみだなぁ。
メンドリーナジョリー
これといってモデルにしてはいなかったけど、前回のタイトルから流れで
アンジョリーナジョリーを意識してみる。
特にどこってのもまた無いんだけども、眉の動かし方とか唇とか?
彩度を限界まで落として出来る限り真っ黒にしとこう
半端に加減するの良くない、思いきって行こうじゃないか。
…でも横一直線てのは何となく野暮だなぁ、とりあえず暫定にしとこ。
地蔵王菩薩
どこへ行くにもネタ帳は必ず持ち歩くんですよ
時間があると何かしら描いて〜の繰り返しで
道行く人のファッションや目についたものからのアイデアなどを
描き貯めてアレコレ試して30年くらいのメモ魔だなと自身を振り返る。
それらが時折、ひらめきや決断の後押しとなり
このへんでいいんじゃないかと妥協できたりできなかったり。
最近はちょくちょく漫画のまねごとをしてみるんですよ
マネも続ければ何かのカタチになる…なるといいなと思いつつ
先頃動かしてみた地蔵王に色づけを。
お地蔵さんは子供が好きな仏でお馴染み、民話に登場することもしばしば
なので、
いや、なのでというかもうほんと何となくなんだけども
子供好き=ピエロだなーとイメージしてみる。
肩の、盛り上がってるそこんとこはピエロ。
ピエロってこんな感じの肩した服着てるじゃあないかと。
お地蔵さんといえば赤い帽子や前掛けなので、その辺から赤い衣にして
腰の何かは赤に合わせて流れで着けてみた。
多少ハデでもいいかな、冥府は地味なとこっぽい印象なので
これくらいでもバランスとれる…カナー…