ピンボケの在り方
女性を撮影する時に気を使う事といえばピント
ピントばっちりに撮ってしまうのはちょっとアレというか
真実を赤裸々に突きつけられると滅入る事なんかもあるワケで…
あえてピントをずらして撮影すると良いのよ〜と聞いて納得した
写実的なものをデフォルメしたのがイラストなワケで、これは太極の位置にあるなと。
太極とは「相反するもの同士が互いの要素を含み合う」法則であると
ひとつ定義して、なんとなく意識しつつ物事を観察したり考えてきた。
真逆と太極は違うもの
たとえば、大きいものを圧縮するのは太極的だが
大きいものを小さくするのは太極的ではない〜とかそんなノリ
前者はデフォルメで後者は寸法の問題なワケだ。
…そんな事をもにょもにょ考えながら画像にぼかしをいれてみると
なんとなくそれらしく見える
カッチリした線の仕上がりもいいけど、こういうぼやっとした雰囲気も
仕上げ方のひとつなんじゃないかなと。
鉛筆でなんか描く時に、指をつかってぼかしをいれてたのを思い出してみれば
それがデジタルに移行しただけっぽいけどどど
おおた慶文のキリッとしつつほわんとしたイラストの雰囲気が好きで
似顔絵の真似事やったりしたが、そこに逆戻りした感じかも知れない
この画像ももっと彩度を落としときゃよかったと思いつつも、
もうちょい冒険していいんじゃねーのとも思うなぁ。