遊々記

pixivのキャプション代わりとか個人的なアレとか

悟浄の話

blog

とことん妖怪変化っぽさの権化だぞ〜と心がけて描いてるんですよ、悟浄。

足はキャラクタコンセプトでもあるので、蹴ったり掴んだり引っ掻いたりと

アクションに於いても足もとは特に強調したいワケですよ

武器もアイテムも使いよう、手で振り回すだけでなく

地面に突き刺して登ったり、相手の肩に乗っかったり逆立ちしてみたりと

ちょっとアクロバティックな動きをさせてやろうと。


この沙悟浄にもとめるのは寡黙さとは違う、影のある人物像

悟空ほど感情的でなく、八戒ほど欲もなく、玉竜ほど奔放でなく、

玄奘ほど謙虚でない。

加減を知らないワケでなく、徹底的で完璧を心がける心根があって曖昧さを許せない

それでいて極端から極端への移行は誰よりも遅くて

自分は何者なのかを吟味したがる癖がある…とかそんな感じかなぁと。

怪物ってどこか神経質なとこあるじゃないですか、

「○○の音を嫌う」だとか「○○を見せると逃げる」とか

こういうのって、人間から見ると対処法かもしれないけど

怪物側にしてみれば「おれ流」とか「おれイズム」のひとつなんじゃないかな

姿カタチをひっくり返すような怪物らしさを、悟浄にはもっていてほしいと思う。