遊々記

pixivのキャプション代わりとか個人的なアレとか

武器と宝具

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男子の冒険心を鷲掴みにする"武器と宝具"

有史以来のさまざまなファンタジー作品から、歴史上のアイテムや

創作物語などで、主人公が振るう得物には

必ずと言えるほど銘や2ツ名が冠ぜられている。

あらゆる物語の中で、数多の怪物や宿敵を撃退するアイテムには

不思議な魅力が凝縮され、今日でも

それら名だたる武器をモチーフとした作品が発表されて

新しい世代の子供たちに、多くのトキメキやキラメキを与えている事だろう。


武器。

もともと自然物であったものが、人の手に握られる事で

武器や道具へと解釈が変わった。

物理的に使う事で、それらは武器として派生し

感覚的に捉える事で、魔法や思想へと派生した…と思うんですよ。

西遊記に於いての武器と宝具、悟空はと言えば「緊箍」と「如意棒」など

固有武器や宝具は割と明確で、意匠としても問題なく機能し、また

ちょっとした約束事なんかもあるワケでして

いち描き手としては、デザインやアイデアをひとつに絞るのは

ちょいとアレなワケででで…

どうしようかと悩んでいると、目から鱗がおちた。


三国無双2!

強化ではなく新規獲得という形式で武器を保存、選択して使用できるとか

その手があったかというか、そんな単純な事で良かったのかと。

そんな事があってからは

いくつか作っておいた武器のデザインもそのまま活用、

イラストを描く時の気分で、持たせる武器も変えたって良いんだなとか

なんでそんな簡単な発想ができなかったのか。

それは固有名詞に因るものだと思うんですよ、

そのカタチから外れてはいけない、と、それ以上の思考ができなくなってしまう

それこそ単純に勿体無いじゃないですか。


武器も、酷使すれば刃こぼれしたり、壊れる事もあるし

そこに属性や約束事が関与すればカタチが変わる可能性もあるワケで

キャラクターよろしく、武器にも思想を持たせておきたい

「東海の大御柱、禹王の錘は一万三千五百斤が我を使えとこれにある

忉利三十三天もぶち抜く、如意金箍棒が俺の得物よ!」

とか見得を切らせたいとこです。


続く。

 

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