国丈は不気味な人
道教は、生き方や命を説くというか見出す教えだと考えていて、
西遊記に登場する道士たちを、かなり自由に解釈して楽しんだもんです
しかし単純に生き方を見出すってのは割と難しい。
困ってる人が宗教に自分を見出すてのは現代でもある事だが、
西遊記の世界では、困るのレベルが違う
困ってるのが国王なもんだから、その一存で国民まで困る。
生き方は色々、人それぞれ
自然と共に生きようというのもいれば、人を食ってでも命を守ろうとするのもいる
比丘国王の寿命には美后の存在もからんでるが、死期を美后のせいにするなと。
美后と生きたくば1111の心臓を喰らえ、それくらい命に執着しろというのが
比丘国王に対する国丈の言い分、『生きる事に正直になれ』と。
ソニービーンみたいな食人鬼も、命を繋ぐ手段を見出した一例なのかもしれない。
得物の蟠竜拐杖は南極寿星の魔法の杖、
一介の鹿が怪物になるほどの魔力をもっていたに違いない。
ジャコウ鹿をモデルにしたが、角ないんだよねorz
牙は魔力に因るものって事にして、ドラキュラな感じに。
そのドラキュラに掛けて、比丘国王はヴラドツェペシュな顔にしたいなー
人物に関してはパロディが多いというか、ほとんど考えてなかったなぁ…
美后についてはまた別の機会にでも。